こんにちは。
最近、「お掃除動画」を見るとモヤモヤします(笑)
7年ほど前に断捨離にハマり、
当時、結婚していた私は、自分が管理する全ての部屋の総断捨離&大掃除を時間をかけて実行しました。
そこから、
気付けばリバウンドする「モノが不思議と増えていく現象」に、
半年に1回ほどのタイミングで断捨離リセット。
半年でモノが増えていくのです。
今思うと、どれだけ買い物ばっかりしていたのか!
それでも、「いつか離婚するかもしれない。」「いつかこの家を出ていくかもしれない」と思い始めて、そこから家中を片付け始めると、
今度はリバウンドしなくなりました。
ずっと、生活しやすい部屋を維持できるようになっていきました。
きっと、モノを増やすって、「これ使う!」という理由があるので、
私の場合には、「いつかこの家を出ていくなら、使わなくなる」というストッパーが出来たんだと思います。
そして、生活しやすい部屋を維持できるようになると、
家事の1つが減るということ、生活が楽になっていくということで……。
この楽な生活を手放してまで、離婚したいだろうか?
という、新たな思考が生まれたり。
そんなこともありました。
つまり、離婚したい理由の一つは、「家事をしたくない」ということも含まれていたのですね。
毎回、片づけるたびに思っていました。
「大人二人で住んでいるのに、この家の9割のモノの管理は『私』なのは、何故?」と。
家を片付けるのも、家に必要なものを考えるのも、家に必要なものを買うのも。
増やすのも減らすのも私。
当時の夫にとっては、「生活」というものは「妻」が準備するもので、自分が関わるものではないものでした。
片づけるたびに、それに苛立ってたなあ。
よくテレビなどで見る「家族が分かりやすいようにラベリング」などもやってみたけど、あれってつまり、「ラベリングを管理」する仕事が増えてより面倒。。。だと思ってしまったのですよね。
(一応、ラベリング対策もしてみました)
それで冒頭の「お掃除動画を見るとモヤモヤする」のは、
どうしたってまだまだ「家を片付けるのは女の仕事」なんだな!!
と、思ってしまうから。
もちろん、家庭によっては男性が片づけるお家もあるでしょう。
娘や息子が片づけてくれるお家もあるでしょう。
同居のおじいちゃん、おばあちゃんが片づけてくれるお家もあるでしょう。
それでも、「家族が使いやすいように」と思いやって片づけていたり
「家の管理ができない」と嘆いていたりしながら、
頑張って片づけている姿に、主婦って孤独だよね。。。と思ってしまいます。
いつか、「これは女の仕事」という考え方も薄れていくのでしょうけれど。
結婚している最中、
家の片づけに「絶対に手出ししない」夫に、何を言っても無駄だと諦めていたけれど。
世の中には沢山の「諦める対象」だらけ。
「子供」ストッパーになっていたり「経済的自立」がストッパーになっていると、
いつか老後に破綻する。それが熟年離婚。ますます今後、増えていくだろうと思います。
断捨離にハマっていたあの頃の私は、
話し合うよりも、あらゆるモノを捨てて減らして、手間を減らすことに専念して
余分なものを減らしていく楽さに、
そのうち環境まで捨てて身軽になっていました。
仕事に育児に家事にと身の回りを一手に引き受けて、夫は「仕事するだけ」のお家の断捨離動画を見ていると、モヤモヤ。
この頑張っている女性がちゃんと報われますように。
家庭と向き合う男性が世の中に増えますように。
熟年離婚の決め手は、何もその時ではなくて、積み重なる暮らしの全部だと今なら実感を持っています。
今日もお越しくださりありがとうございました。
ランキングに参加しています 良かったら「いいね」代わりにポチっとお願いします★