■別居や離婚を考えたらまずは断捨離
こんにちは。
東京オリンピックの年に別居を経て離婚しました。
今回は、別居前にやって良かった!断捨離について書いていきます。
「離婚」が頭に浮かび始めたら、
まず何よりも先に、家中の持ち物の整理をすることをオススメします。
●もしも明日、家を出るなら何を持ち出しますか?
本当に必要なものと、
本当は必要でないものを、
それら全部をいきなり一人で持ち出すことは難しいです。
その前に、もしかしたらやって来るかも知れない
「いざという時」のために
家中にある全てのモノを一度丸ごと出してみて、
断捨離ついでに家中の整理をすることは、
別居や離婚の準備のためにも、
そして、
これまでの結婚生活の振り返りや、
自分自身の見直しのためにも、
とてもとても役立ちます。
私の場合は、「離婚したいと思っても、実際には無理よね」
というマイナス思考が、
断捨離することで、荷物も自分自身も身軽になって
「無理なんてことはない、まずはどうしたいかをちゃんと考えよう」
という、前向き思考に変化しました。
私にとって、家中の持ち物を全て見直して、断捨離することは、
精神的にとてもプラスに作用したと思います。
そして、次のステップへと踏み出しやすい、前準備を同時に出来ました。
「何を持っていて、何を持ち出したくて、何を大事にしているか」
が、すぐに思い浮かぶ状況は、
頭の中も、実際のクローゼットの中も整理されていて、
とてもスッキリとします。
本当に、オススメです。
断捨離というと、「捨てる」ことがメインのように思いますが、
全ての持ち物が大事であれば、「捨てなくても良い」と思います。
ただ、その時は、
別居するにもモノの持ち出しにとても時間が掛かる&別居先の家のサイズが大きくなる、
といった心の準備が必要かもしれませんね。
離婚したいとすれば、
離婚した先に住む場所を考えることも、ゆくゆくは出てきます。
その時に、「持ち出したいモノ」が入るサイズのお家が必要です。
そういったことを考える時にも、断捨離はとても役立ってくれました。
そうして、面白いのが、断捨離をキッカケに「お金の整理」もできたこと。
私の場合は、断捨離を始めてから離婚するまで、
実際には数年のスパンがありました。
どちらかというと、
「離婚」から目をそらすために断捨離を始めて、
身の回りがスッキリ片付くと同時に、思考が前向きになり、
考え方もスッキリとシンプルに変化していき、
当時はまだ「離婚しない方法もあるかもしれない」と模索していた頃でしたので、
様々な考え方を取り入れて、試行錯誤した数年でした。
けれど、最終的には離婚しましたが、
私にとっては最良の結果だったと思います。
そのキッカケは断捨離ですが、
「離婚しても生活していくことが出来る」と思えるようになったのは、
「お金の整理」ができたことだと思います。
断捨離をして、思考回路がシンプルになっていき、
身の回りが身軽になってくると、
「余計なモノを買わない体質」が自然と身についてきました。
これは、断捨離を経て、シンプルな生活が身についた方々が
様々な記事やブログでもお話されていますね。
本当にその通りだと思います。
節約して買わない、のではなくて、
必要と思わないから買わない、
という、とてもシンプルな考え方が身について来るように思います。
そして、家中を片付けているので、
「これはココにある」といった、
持ち物の管理が出来ているので、
より、余計なモノを買わなくなってきます。
そうすると、不思議と家計管理が楽しくなってきました。
そこで私がハマったのは「正しい家計管理」という本でした。
とてもシンプルに
「先月よりも1円でも黒字なら成功」という
ただただ、会社経営のようにごくシンプルに赤字にならない考え方と、
シンプルな家計管理の方法が書かれた本です。
私はこの「正しい家計管理」を通して、
それまでの家計管理を全て見直し、
それまで、ざっくりとしていたカードの引き落としや、
あちこちに散らばった銀行口座をこの時に全て見直しました。
これも、今となっては別居しやすい、離婚しやすい形を整えることが出来たと思います。
もしも、離婚する直前に、ごちゃごちゃな家計を全て見直すなんてことになれば、
大変な手間だったと思いますし、
正確な全財産が幾らあるのかも不明な状態だったと思います。
とにかく毎月、全ての口座や資産の現状をノートに書きだす。
ただ、それだけが、別居や離婚の際には、とても役に立ちました。
別居や離婚を考えている方には、
断然、断捨離と家計管理の見直しをオススメしたいと思います。
次回の記事では、それぞれについて、より詳しく書いていきます。
本日もお越しくださりありがとうございました。