モヤモヤと心の中にあるものを、先に書き出してしまった方が良いかな。
順を追って書いていくよりも、今の私にはそれが合っていそう。
離婚したあと、
私の周りはどちらかというと驚きと、祝福と。
だから、無駄にストレスを抱えることなく、新しい環境へと走り出せた。
そうして、一息つけるようになると、
元夫の周囲の私へ対する言葉などを具体的にイメージしてしまうようになって、
勝手な想像だけなのに、無駄に疲れてしまう近頃。
それだけ余裕を持てるようになったとは喜べない。
どうして、こんな風に周囲の反応を想像してしまうのか。
離婚の原因はもちろん、幾つも幾つもある。
それは、一つ一つを友人に話してもだいたい味方についてもらえる内容だと思う。
だけど、相手視点ではそうはならない。
今まで普通に暮らしていて、突然の思いもしない離婚で、
相手にすれば離婚原因が幾つもあるわけではない。
そうすると、相手の周囲は、その一方的な視点でこの離婚を見る。
当たり前だけど、全面的に私が悪い、となる。
別に良い。
私の友人でもないし。
そう思うのに、モヤモヤする。
15年の結婚生活はまるまる14年、レス生活だった。
避けられていると気付くのに3年もかかったくらい、日頃の生活は穏やかで、
ただ、そこだけが夫婦らしくないだけ。
ちょっとずつ、様子を見ながらアクションを起こしても、話し合いをしたことはなかった。
だって、
私が寝入るまで絶対に寝室に入らない。
夜にお風呂を入るのを止めた彼に、腹いせのようにお風呂に3時間くらい入る私。
すれ違いは眠る時間だけで、日々の生活は平穏。
子供が欲しいという願望もいつしか薄れ、
このまま死ぬまで人肌を感じることなく生きていくものだと30代で達観した。
そんな私達に、
周りは煩かった。
それは、義母でも母でも親戚でもなく、
彼の友人夫婦、彼の職場のご家族、彼の後輩たち。
飲み会やキャンプ、旅行に行くのが嫌になった。
彼らの奥様方に囲まれて、
「〇〇さん(夫)は待ってるって言ってるよ、あとはあなた次第よ!」
と、励ましてくる。
何の話???
最初は、あんまりにも驚きすぎて反応できなかったくらい予想外の話だった。
彼らは、元夫の友人の奥様方であって、私の友達ではない。
連絡先も知らないとか、知っていても個人的に連絡などしたこともない距離。
その彼女たちに囲まれて、
私が夫を避けているから子供ができないけれど、年齢的には今しかない、と詰められる。
最初は7年以上も前に、
Aグループの人たちに。
5年くらい前からは
Bグループの後輩くんに。
ここ3年くらい前からは
Cグループの少し親しいと思っていた人たちに。
誰も、私に現状を聞いた人はいなかった。
最初から「わたしが避けている」を大前提としたお説教をゆるくゆるく引き伸ばして、囲んでしてくる。
この集まりに、私は絶対に必要ない。
それしか思わなかった。
理解してもらいたいとすら思わなかった。
ただ、いらない。
私にわかるのは、
100%この原因は、元夫が子供がいない理由を私が彼を避けているから、と話していること。
それも7年以上前から何度も何度も、誰にも彼にも。
夜にお風呂に入らない人が。
絶対に寝室に来ない人が。
子供に関する話題を徹底的に避ける人が。
実は友人の子供たちだって苦手な人が。
それでも、
これだけなら離婚原因というほどの大きな問題にもならない。
他にもいろんなことがあって、
最後の1年がダメ押しだった。
きっと、彼の周囲の人たちは、今回も私が悪い悪いと言っているんだろう。
二度と会わないけれど。
だから、どうでもいいと思っているのだけれど。
それでも、モヤモヤはまだ私の中にあって。
早くその存在ごと忘れてしまいたい。